名古屋のユーザー様よりお預かりしたW231 SL。
ん?何か足りない?そうです、エンブレムが付いていません。今回のご依頼は、ユーザーさんが持ち込まれた各部エンブレムを取り付けること、リアスポイラー、リアバンパーのロアカバーAMG用を取り付けること。そして、サイドスポイラーにキズがあるので修理することです。
サイドにもエンブレムを付けます。
外したサイドスポイラーです。
こちらのSL、くるりと見渡したところとてもキレイで、ユーザー様もとても車にこだわりのある方。サイドスポイラーのキズが直れば洗車も一層楽しくなりますね!
先ずは、リアバンパーロアカバーから。
これから取り付けるカバーをマスキングテープで養生します。キズを付けてしまったらいけません。下の写真は装着完了した状態です。手前に見えるのがもともとのカバー。
目立たない所ではありますが、こだわりる気持ちがわかります。
カーボン柄に転写した加工済みの部品をユーザー様がお持ちになられました。
次にフロントのエンブレム。こちらの写真はフロントのエンブレムを外した状態です。ネットでは、「エンブレムを外すには隙間に先の細いヘラなどでこじったら簡単に外れる」とありますが実際には隙間はありません。ボディにキズを付けずに外すには、フロントバンパーを外さなければいけませんでした。
エンブレムを取り換えました。
そして、意外と大変だったのが、サイドに付く「V8 BITURBO」のエンブレム。持込みされた時点で台紙ごと、カーボン柄の転写シートがついていたため(下の写真がそれ)文字からはみ出たバリの部分をキレイに取り外す事に苦労しました。
文字に付いてきたバリもキレイに取り、今度はバランスよく並べます。
位置を決めてボディーに貼り付け。
ユーザー様から資料もたくさん用意して頂いていましたので存分に活用させていただきました!
次に、
リアスポイラーの取り付けです。今回の中で一番車の表情が変わる作業です。そして気を付けなければいけない作業でもあります。なぜなら、もしも取り付け方が中途半端で高速走行で取れてしまったら大変な事故になりかねません。ただ接着する、というだけでは危険です。
下の写真は、スポイラーの裏側です。
トランク側にスポイラーを付ける場所をマスキングで決めます。
黒いマジックのように見えるのは専用のプライマーです。
スポイラーの裏側にもプライマーを塗布してその上に接着剤を塗っていきます。スポイラーには全周に両面テープも付いているので接着剤は多過ぎても少なくても駄目です。
リアスポイラーが付きました。
サイドスポイラーもキレイになりました。
before
after
全ての作業、完成です。