ひさしぶりのはね馬。
どうしてもスピードを出したくなってしまうこの車。飛び石によるキズ、凹み、塗装割れなどフロントバンパーの修理というのは付き物です。

今回は特にフロントバンパーのひび割れ補修がメイン。430のこのタイプは同じような症状が起こりやすいということですが、「じゃあ新品のバンパーに交換しましょう。」と簡単に言えるような金額ではありません!それにスーパーカーといえども新品バンパーの精度がいいわけでもありません。木箱に入った本国(イタリア)からとどいた新品バンパーを出したらバンパーが歪んでいた!ということは以前経験済みです。

そんなこともあるので今ついているバンパーを外して補修したほうが時間もコストもお得です。

しかし、一筋縄ではいかないのが跳馬ちゃん。
バンパーを外すためにまずはタイヤを外さなければいけなのですが、普通のボルトではありません。

普通は下の写真のような工具を使います。


しかしフェラーリ430は、六角レンチのおばけのような工具で外します。マスキングテープは養生です。

無事にタイヤを外せたところで、バンパーも取り外しします。

バンパーとヘッドを外して「顔なし」状態の珍しい姿のフェラーリ。

しかし、このフェラーリのバンパーの下準備をしようとエアーをあてるとペロペロと塗装が剥がれてしまいます。下の動画の白い所が塗装が剥がれた部分です。

バンパーの裏側も養生して塗装。写真は塗装後です。

バンパー塗装後

※出来上がり全体像写真ありません。すみません。