今回の事故は免許とりたてのユーザーさんが自宅近くの細い道で対向車に道をゆずったことで電柱にぶつかってしまった、というものです。残念ですがよくある自損事故のパターンですね。見積もりを出したところ修理範囲も結構広く、輸入車であるため修理金額もかかるということで車両保険を使っての修理となりました。
今どきの車は性能が良いため取手に手をかざせば鍵が開きます。このBMWも同じくキーレスで鍵の開け閉めができます。
そのためにこの取手は本国よりセンサーの入ったものが送られてくるということ。それもいつ届くかわからない!!最長3か月待ち!!!
「取手だけ後ではめたらいいんじゃないの」と思われる方もいるかもしれません。しかし、取手は外側ですが外したりはめたりするには内側のトリムといわれる内装を外さなければいけません。
ドアのトリムの取り外しというのは、ねじが見えないようになっていたり、パワーウインドウのスイッチやスピーカー、ロックなど機能や配線が複雑にあります。一度組んでしまったものをまたはずすのはそう簡単ではありません。
ユーザーさんには最長3か月だということを伝え、できる作業から始めていきました。
フロントドアは交換、リアドアは板金して塗装が終わったところです。ミラーや例の取っ手はまだついていません。ドアの内側のトリムもついていません。
結局は3か月も待つようなことはなく、1か月ちょっとで到着しました。
特に輸入車にお乗りの方。事故の際にはドアの取手を傷つけないように気を付けてください!なんて、そんなことできませんよね。事故のないように気を付けてください!!