リアウイング取付でGRヤリスの入庫です。

こちらが今回取り付けるウェルパイン製のWRCリアウイングです。
ヤリスのラリーカーに採用されているものを公道走行可能にリデザインした物とのこと。
メーカーラインナップにはFRP塗装済みやウェットカーボン製もあったようですが現在ではFRP未塗装品のみ入手可能なようです。

純正ウイングを取り外し、

まずは仮組みしたウィングをボディに取り付けて各部のフィッティングを確認します。

巨大ですねー!重さもそれなりにあるので大丈夫なのか心配になります。
前側は純正の取付穴を使ってボルト固定ですが、ガラスに乗る部分は両面テープ留めなようです。
4枚のフィンはボンド等で接着してくださいとのこと。うーん、社外クオリティ。ボルトやリベットが何も無いので、しっかり接着しないと走行中に外れて飛んでいったら事故を誘発する恐れもあるので重要です。接着面積も少ないです。
危険なので接着はお世話になっている詳しい業者さんにお任せします。

フィッティングですが、やはり社外品なので残念ながら無加工とはいきません。
画像は半開で止めていますがゲートを全開にするとクリアランスが無くボディと干渉します。

パーツ各部もFRPの加工が必要です。
こういった形状が複雑なFRPパーツは1ピースでは製造できないのでいくつかに分割成型したものを合体させて形にしてあります。
そのピースとピースを繋ぎ合わせてある部分の亀裂が酷いので一度削ってFRPを貼って成形し直します。
亀裂をパテで埋めて成形する方法だと時短ですが後から亀裂が浮き出てくる可能性が高いです。ある程度深く削ってから、その分の厚みをFRPでガッチリ固めれば亀裂が浮き出てくるリスクは低いです。

なんとかボディとのクリアランスは確保できました。
中は空洞なので削っていくと穴が開きFRPで埋める作業も必要でした。

各パーツの修正が済んだので下地のサフェーサーを塗装。
乾燥後に水研ぎで表面を整えたら本塗装です。マットブラックで仕上げるオーダーです。

無事ボディに取り付けできました!
マット仕上げは部分補修もできず磨くこともできません。デリケートなので取り付けで傷つけないように特に気を使います。
この後業者さんに4枚のフィンを接着してもらったら完成です。

完成です!