名古屋市より入庫のランボルギーニウラカン。
久しぶりのスーパーカーです。ちょっと怒り顔です。
クォーターとリアバンパーの凹み修理になります。
ボディーはアルミパネルでしたが損傷個所がプレスラインでしたのでスタッド溶接では引っ張っても出てきません。テールランプを外すと裏から作業できるスペースがあったので助かりました。
イタリアの方角を見て感謝のお辞儀をしました(笑)
画像では大したことなさそうですが、実物は結構残念です。
このランボルギーニの赤色は顔を近づけてやっと分かるほどほんの少しだけ赤色パールが入ってます。アウディーTTなどにもある色です。
バンパーは2色になっていますが、分割ではなく1本の塗り分けなのでマスキングをして分けて塗装します。
赤の乾燥後、黒のつや消し塗装。
つや消し塗装というのは磨き作業が出来ませんので
極力ゴミが乗らないように気を遣う塗装のひとつです。
調色の段階で色目も艶感も新車の感じに合わせます。
バンパーの色の境目が谷の中にあり、尚且つかなり角度がついているのでマスキングにも注意し、気をつけながらしっかり奥まで色をかけます。
続いてボディです。
大きなお尻です。クルマの事です。もちろん。
完成です!
かっこいい後ろ姿に元通り!
この後、マフラー交換の予定があるそうなのでマフラーカッターは取り付けず完成となります。
街を颯爽と走る姿が思い浮かびます!
たぶん爆音でしょうけど。