名古屋より入庫のレクサスISの修理です。リアバンパー、クォ-ター、に凹み、キズがあります。レクサスディーラーに持ち込めば、「リアバンパーは新品に交換」と言われます。

今回のお客様の第一のご希望は、お盆前だったこともあり休みまでに直してほしい!ということでした。本当は早くしてほしいと言われるお客様には、「ごめんなさい」というのですがお盆休みにキレイな車で出かけたいという気持ちはよくわかりますのでなんとかしてあげたいなあと思いお引き受けしました。

レクサスISの右側後ろの部分の写真です。クオーターと言われるリアドアの後ろの部分とリアバンパーの右端にスリキズと凹みが見えます。

とはいうものの、時間がタイトなので新品バンパーを注文して届くまで待っていては時間のロスです。それにお客様は実費修理希望ですので
修理代金も新品のバンパーを取りつけるよりも安くなります。今回はリアバンパーを部分補修、クォ-タ―は板金で修理しました。

時間がないとはいえ、いつもの工程を省くわけにはいきません。
先ずはテールランプを外します。

レクサスISのテールランプの右側が外れた状態の写真です。
右側のテールランプとリアバンパーが外れています。

次にバンパーを外します。バンパーはクォーターとは別にして補修作業をします。
クォ-タ―の方は板金をするため、ボディに付いているブラケットなどの部品を外しておきます。

下の写真はベルトサンダーで塗膜をはがした後です。

板金をしている右側クオーターのアップの写真です。

ワッシャー溶接、スタット溶接で凹みを出します。

右側クオーターの板金の溶接作業が終わったところです。

補修したバンパーを借り付し、板金したクォーターとのバランスをチェックします。この後、再びバンパーを外してクォーターと別々で塗装していきます。

板金が完了して外してあったリアバンパーを借り付けした状態です。バンパーもクオーターもまだ塗装されていません

クォーターの塗装が完了したところです。

クオーターの塗装が終わったところです。塗装作業で外したリアバンパーはまだ付いていません。

バンパーを取り付けたら完成です。

リアバンパーも取り付け終わり完成の写真です。

before

after

お盆休み前に車を納めることができました。

板金の様子は動画で詳しく紹介していますのでそちらをご覧ください。