フロントパネル修理でワーゲンバスの入庫です。
ワーゲンバスでイメージしやすいフロントがV字になっている次の型ですね。

かなりの損傷ですが今回は鈑金で修理していきます!

まずは粗出しです。大きく凹んでいる部分などを引っ張り出しておおまかな形を復元していきます。

色を削ってみると予想はしていましたが過去に塗装や修理を何度もされていました。古い車ではありますからね。
層に分かれているので見れば過去の履歴が全て分かります。元々は白の車で次に緑に色替えしてますね。その次は青に色替えしてまた白に戻して直近で修理して白で塗り直してあります。計4回塗装されているということです。
パテもなかなかの厚みが入っていました。こうして下を出すと過去の修理が鈑金でのメタルワークを頑張ってあるか、パテ山盛りで誤魔化してあるか全部バレます笑

粗出しが済んだのでスタッド溶接機やハンマリングで細かく面を整えていきます。

凹んで逆アールになっていたパネルに自然なアールが戻ってきました!

鈑金後のパテ研ぎがいいところまで来たので面の確認と小さな凹凸ならしを兼ねて1回目のサフェーサーを入れます。

概ねいい感じでしたが1回目のサフを研いで形を更に整え2回目のサフを入れます。

2回目のサフを入れました。いい感じです!

2回目のサフを水研ぎして塗装前の最終調整です。

塗装完了です。磨きと組付けを終えれば完成です。

完成です!

フロントバンパーは新品がしばらく入荷しないのでこの状態で元請けさんに納車となります。
部品が届き次第、塗装して後日納めさせていただきます。

Before/After


こういった旧車は現代では当たり前のABSも付いていません。危ないと思って急ブレーキをするとタイヤがロックして最悪コントロール不能になります。
現代の車より制動距離が長くなりがちなので旧車乗りの方はもしもに備えて車間距離は多めに空けましょうね!