こんばんは、江口です 😆

車はトヨタハリアー。SUVって最近ますます人気ですよね。その中でもハリアーは「前もハリアー乗ってました」という方、本当に多いですよね。そんな人気のハリアーの事故修理事例です。

事故の状況は、対向車のトラックが左折時に後ろバンパーでハリアーのフロントドアからリヤバンパーまでひっかけてえぐっていった状態です。ぶつけられたユーザー様は狭い道路で譲ってあげたのに不運でした。

また大切に乗っていただけるように以前よりもキレイにを心掛けていつも作業しています。

リヤフェンダーは交換する為に外します。

リヤフェンダーが外された車体はこんな感じになってしまうのです。写真は撮り忘れましたが、その下のパネルも潰れていました。隠れてしまう所ですが綺麗に修正して錆びないように処理します。

こちら、新品のクオータを仮付けた状態です。この時にテールランプやゲートなど周りの部品の隙間や段差の確認もします。

小さな確認の積み上げが最後のクオリティーの違いに出ます。

お客様に喜んで頂くために地味な作業を重ねていますので、他の板金工場よりも納期は長いかもしれません。

クォーターパネルのつなぎ目部分です。調整して溶接します。

この時に段差がなるべく出ないように溶接します。

溶接部分に付けるパテを薄く範囲も最小限にする為です。

この部分も段差は無いに等しいです。

こちらはフロントドア。鈑金して修理します。

こんな小さな板金もやり過ぎぐらい時間を掛けました。

今回の事故は広範囲での修理で、忙しい時期にも重なりお客様に長くお待ちいただきました。

100%相手側の過失の事故でしたので修理費用は保険ですべて賄えました。でももし自費で修理をしないといけないとなるとかなりの修理費がかかってしまいます。そんな時はご相談いただければ、部品を新品にしなくても鈑金で直したり、リサイクル部品(中古)を使うということも提案させて頂けます。中古と言いましても塗装すれば同等の仕上りになります。

とにもかくにもきれいに直ってよかったです 🙂